【お酒】今年も『ウィスキーフェスティバル2017』でウィスキーを堪能した

今年も熱かったウィスキーフェスティバル

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先週の日曜、2017年11月26に開催されたウィスキーのイベント「Whisky Festival 2017 in TOKYO」(以下、ウィスキーフェスティバル)に参加してきた。
去年の池袋会場と異なり、今年は高田馬場駅から徒歩数分の「ベルサール高田馬場」という会場。
以前ビアフェスで行ったことのある場所だったので迷わずに向かうことができた。
なんかどこかに行くのも酒関係ばっかりだ。
 
高田馬場駅を出て、歩く。
秋晴れのすっきりとした空を見上げつつ、12:30頃に会場に到着した。
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正面扉を入ってすぐに、受付があり会計を済ませる。
料金は事前予約で4千円、当日払いで5千円。
パンフレットの入った手提げをもらい、エスカレータで下ろうとすると、なんだかもう酒臭い(そんな気がした)。
遠くの騒がしい声を聞きながら、アルコールを含んだ空気を吸うと、いやでも期待が高まっていく。
 
11時から開始していた会場は、広さは十分ではあるものの、すっかり人が賑わっていた。

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会場の外周4面と中心部にテーブルが並び、それぞれ各メーカーがお酒を並べて無料試飲(ところどころ有料試飲)を振舞っている。
1箇所だけはおつまみを中心としたフードコーナーがあり、生ハムやチーズ、ジャーキーなどが売っていた。
 
今回もソロで参加したため、試飲しながら感想を言い合ったり、仲間と場の雰囲気を楽しんだり出来なかった。
こういうとき友人が少なく、人見知りで現地でもなかなか知り合いが作れない自分の本性が露呈される。
4、5人でワイワイやっている彼らを見ると本当にうらやましかった。
とは言え、酔ってしまえばそんなことも気にならなくなり、結果本当に楽しくて美味しくて最高だった。
バーでも金額的に躊躇しちゃうようなものも飲めたし。
あといつも大体同じものを飲んでしまう自分にとって、様々なメーカーのウィスキーをお試し出来たのはいい経験だった。
今回参加しながら、次のような事を考えたり実行していた。
次回参加される方は参考にしてみてください。
 

今回のイベントで実行したこと

1.事前にどこに行くか決めていた
開催時間は11時~18時の間で、ずっと居れば全部回ることはできるのだけれど、それでも行くところを決めておいたほうがいい。
その理由は次のような感じだ。
①無料試飲は無くなったら終了
 15時くらいを過ぎると、だんだんと試飲で用意されたウィスキーの中でも人気のものは無くなっていく。
 せっかく楽しみにしていたのに、終了してしまうと悲しい。
②人気のところはどんどん混雑する
 ディズニー程じゃないにせよ、人気の(例えばイチローモルトなど)蒸留所のブースはずっと混雑している。
 毎回並びたくないので、テンションが高い初めのうちに並んでおくといい。
 2種類くらいなら1度に頼んでも大丈夫なので、何度か並べば飲みたいものは大体飲めるだろう。
③味が分からなくなる前に飲む
 飲むペースにもよるが、1時間もすれば、だんだん味が分からなくなってくる。
 試飲が少量ではあるものの、ずっとストレートで飲んでいれば酔ってくる。
 (水は常に摂取しているのだけれども)
 強いアルコールで舌も麻痺してくる。
 なので味に敏感な最初に、お目当てのモノを頂いたほうがいい。
 
2.外出をした(本イベントは再入退出可能)
①酔いを醒ます
 一度外の空気に触れて、酔いを醒ますといい。
 会場の雰囲気でテンションが上がり、ずっと飲み続けてしまうが、それがだんだんと流れ作業のようになってくる。
 4、5千円払ったので元を取ろうとしてしまうのだろうか。
 一度クールダウンして、また会場に戻ると、再び新鮮な気持ちで飲むことが出来る。
②昼飯を食べる
 昼飯を取らずに参加した。
 若干空腹のまま飲み、15時頃に昼食を取った。
 それで酔いも覚めて体力も復活した。
 ずっと飲み続ける体力があればいいが、僕にはこの外出が結構大事だと感じた。
 少し散歩して、さっき飲んだ中で何が良かったとか、そういう振り返りも出来たし。
 
3.感謝をした
 はじめだけ、会費分は元を取ろうと躍起になっていた。
 しかしそんなことはすぐ途中で止めた。
 じっくりと味わい、無茶してまでたくさん飲もうとしなかった。
 少量の試飲とは言え、こうして提供されるまでにじっくりと年月を経ている。
 作る人達の苦労や努力の結晶が今こうして目の前にある。
 そんなウィスキーに感謝の念を抱きながら味わった。
 最近じゃ身体も大分元気になり、こうしてイベントに参加する気力も出ている。
 そんな自分の状況だって当たり前じゃないと思えば、なんだか感謝せずにいられなかった。
 仲間内で来ている人達、彼氏彼女で来ている人達、それぞれ羨ましかった。
 でも今の独り身だって、気楽で自由だ。
 そういう状況を感謝していた。
 来年は彼女出来てて、一緒に行けたら楽しいだろうな~と思うのだって、独り身の特権だ。
 寂しさがあるから、恋愛や友情を感謝できるのだと思えば、今の状況も中々いいものだ。
 一言で言うとただ酔っ払っていただけなんだろうが、僕はあの時、全ての事柄についてやたらと感謝をしていた。
 

会場で飲んだウィスキーで良かったもの

会場で様々なウィスキーを楽しんだが、そんな中で「むむ」と唸るような好みのお酒にたくさん出会えた。
そんな中で一部(酔って大半は忘れているので)、印象深かったモノを述べたいと思う。

1.イチローモルト「ダブルディスティラリーズ」

人だかりをくぐって試飲した。
最近じゃ酒屋でもイチローモルトをあまり見かけなくなった。
ネットでも高額だし、こういう機会に無料でいただけたのは嬉しかった。
甘みと複雑な風味、人気なのも分かるうまさ。

2.ブルイックラディ「ザ・クラシック」

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ボトルの形状が個性的なブルイックラディ
ピーティーでそこまで好みじゃないけれど、これは穏やかでやさしい飲み口が良かった。
こういうのもあるのね、という感じ。

3.グレンリベット「ナデューラ」

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18年と一緒に試飲させてもらったが、僕はこっちが好みだった。
うまいな、そして高そうだな、と感じるバランスと芳醇さと上品さが際立っていた。

4.ウルフバーン「オーロラ」

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ウルフバーンて最近まで知らなかった。
勝手に名前からバーボンかと思っていたが(ワイルドターキー的なイメージ)、スコッチウィスキーの1ブランドだ。
数年前(2013年)に始まった蒸留所らしく、まだまだ名前が知れ渡っていないのかな。
とは言えこれはかなりお気に入りになった。
あとラベルのオオカミがかわいい。
今回飲んだのはノンエイジだと思うけど、これからも期待したいと思う。
 

酔っ払いながら思ったこと

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イベントなど人だかりは苦手な方だが、ウィスキーのイベントには毎回時間を作って参加するようにしている。
それだけ自分にとって好きなことなのだろうけど、だんだんと詳しくなってきて考えが変わってきた。
以前は知的欲求が強かった。
今はだいぶ分かってきた中で、その情報を更新したり構築したりしている。
その分おごりが出てきて、純粋さを忘れているようにも思う。
ただただスゲーって感動して、美味しいウィスキーを飲むだけでも全然いいんじゃないだろうか。
お酒なんてそんなものだ。
会場には若者の参加者が多く見られた。
おっさんも、爺さんぽい人もまだまだ居る。
女性も増えてきてる気がする。
一過性のハイボール、ウィスキーブームで終わらず、このまま人気が根付いていくといいと思う。
そして福島、静岡などローカルな蒸留所もあると知り、本当にがんばって欲しいと感じた。
僕は飲んだり、それをこうして記述するくらいしか応援できないけれど。
人気と実績が出てくれば、ジャパニーズウィスキーがどんどん世に出るチャンスがあるのだから。

 

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