一々思い出の品があり、部屋のゴミ処分がはかどらない。
最近再び、部屋のゴミを処分しています。
ゴミではないけども、もう使用しないものや、データ化で十分なモノに関しても処分対象としています。
でもふとした瞬間に懐かしいものを見つけてしてしまうと、手が止まってしまうんですよね。
僕がそうなりやすいものは、映画やライブ等のパンフレット、一人旅で行った場所のチラシ等なんです。
そんな中、僕が初めてライブに行った時のパンフレットが発見されまして、テンションが上がってしまいました。
高校の僕は今と同じく友達が居なかったぜ
あれは20年以上前、高校生だった時です。
僕は楽器もやらないのに、非常に洋楽が好きだったんです。
ジャンルでいうと、ハードロックやヘビーメタル。
その頃はバンドブームで、クラスでも楽器をやっている人たちは沢山いたんですが、基本邦楽のコピーでした。
LUNA SEAとか、ミスチルとか。
なので僕が彼らと交流することは無かったのですが、そういうバンドマンの中でもテクニカル志向というか、もっと技術を高めたい!という人がいまして、ギターだともっと速弾きしたい!みたいな人ですね。
そういう人が洋楽が詳しい僕を訪ねてきたりして、人見知りな僕はキョドって何も話せず終わるなどありました、、、今ではいい思い出です。
全米1位を取るも失速していった『EXTREME』
EXTREME(エクストリーム)はアメリカのバンドで、ハードロック寄りのメタルバンドという位置が正しいのでしょうか。
当時はファンクとメタルを融合させた、「ファンク・メタル」なるカテゴリに属していましたが、彼ら以外でファンク・メタルのバンドって他に聞いたことが無いんですよね。
でも確かに名盤である2ndアルバム「PORNOGRAFFITTI」なんかはファンキーなメタルって感じで、今でもたまに聴いてもとてもいいアルバムだと思います。
ただ彼らの不幸は、その2ndのバラード曲「More Than Words」が全米1位のヒットとなったため、何というかメタルよりもバラードや売れ線を求められてしまったことじゃないかなと思ってます。
そして3rdアルバムは2ndを超えることなく、印象が散漫なテイストの作品になり、段々と失速していきます。
しかし元々みんな才能が有ったし、ギターもソロ活動などしたり、ヴォーカルも一時ヴァン・ヘイレンに加入したりと、解散後もそれぞれ好きなことをやっているようで、それはそれで良かったのかも知れないですけどね。
EXTREME(エクストリーム)
エクストリーム (バンド) – Wikipedia
1985年にドリームというバンドにいたゲイリー・シェローンとポール・ギアリーがヌーノ・ベッテンコートを勧誘し加入させ、バンド名をエクストリームに改め活動を開始する。その後1986年とその翌年の1987年と2年連続でボストン・ミュージック・アワードの最優秀ハード・ロック/ヘヴィ・メタル・アクトを受賞し、89年5月アルバム『エクストリーム』でデビューする。エクストリームで一番の代表曲は “More Than Words”で、バンドはこの曲でBillboard’s Hot 100にて全米1位に耀いている。
前述の通り、このアコースティック・バラード・ソングである”More Than Words”が特に有名だが、基本的にバンドのサウンドはハードロックを基調としながらも、16ビートを刻むファンクの要素を取り入れた楽曲が主。 ファンク・メタルという新たなカテゴリーに括られることも多くそれはレーベル名とも成った。 テクニカルなヌーノのギターから繰り出されるリズミカルかつメロディアスなサウンドと、シェローンのパワフルなヴォーカルスタイルが特徴的である。
僕のライブ初体験はEXTREMEでした
で、そのころ洋楽好きなベースをやっている、悪そうなヤツ大体友達系の友達が居ました。
いや、正確には友達というか、お互い友達が居ない奴らの集団の中の1人だったんですが。
彼は兄の影響で洋楽好きだったのですが、彼から『EXTREME(エクストリーム)』のライブに誘われたんです。
僕は中学の頃に彼らのアルバムを聴いていたので、是非行きたいと思い、一緒に行きました。
武道館、めっちゃドキドキしながら行きました。
チケット代、高校生には高かった。
お客さんで、「ヌーノ!!!」(ギタリストのヌーノ・ベッテンコート)を大声で連呼する人がいて、観客がみんな笑ってたな。
メンバー、遠すぎて小さすぎた。
マジで全然見えなかった。
なのに、めっちゃ光り輝いていました。
そんなことをゴミだらけの部屋の中で考えると、20年てあっという間だなぁと。
いや、ほんとあっという間なんですよ。
だから、20年後に今を振り返ったとき、凄い後悔しないようにと、改めて感じましたね。
懐かしい。ただただ懐かしい。
メンバー若い!今の自分より若いんじゃないかな。
ギターのヌーノ・ベッテンコートが雰囲気あって好きでしたね。こんな服が似合う男あまり居ないよ。
ヴォーカルのゲイリーはクネクネ動きながら歌う変な人。ボーカルなのにあまりカッコよくないなぁと当時は思ってました。
ベースのパット。パットだけにパッとせず、全く印象無しでごめんなさい。
そしてドラムのマイク・マンジーニ先生です。この時彼が後にドリーム・シアターに加入することになるとは誰も予想しなかったでしょう。今じゃ一番の出世頭ですね。
良かったことだけ思い出して、やけに年老いた気持ちになる(by ミスチル)
何とも安いです!7000円で武道館のライブに行けた時代だったんですね。
個人的オススメ曲
Decadance Dance:2ndアルバム「Pornograffitti」より
ファンキーなメタルで完成度の高い名曲。
速弾きギターキッズの憧れるテクニカルなギターソロもあり、めちゃくちゃカッコいい曲です。
Cynical:4thアルバム「Waiting for the Punchline」より
クールなリフでタイトなリズム感でイケイケなお気に入り曲。もっと売れて良かったはずな4thアルバム。グランジ、オルタナの流行に押され、メタルの売れない時代だったのかな。
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