仕事帰りにセブンイレブンに寄ってはいけない
今宵もまた一つ買ってしまった。
最近ブームの牛骨ラーメンの「冷やしラーメン」タイプがセブンイレブンで売っていました。
夕飯がてら、どんなものだろう?と食べてみましたよ。
「冷やし」ラーメンて皆さん好きですか?
僕はいつも食べながら「なぜ冷えたラーメンを敢えて食べているのだろう?」という思いに駆られてしまうため、極力食べないようにしているのです。
暑くてもラーメンはホットでいきたいんですよね。
とはいえ、結構クオリティの高い商品でしたよ。
冷やし派のみんなは食べて損はないはず。
しかしながら、いつからこんな文化が生まれたのだろうか。
と思って調べたら、山形県発祥のれっきとした郷土料理だったのです。
冷やしラーメン
冷やしラーメン(ひやしラーメン)は、山形県の郷土料理。日本の麺料理の一つ。その名の通り冷たいラーメンであり、スープも麺も冷たく、氷を浮かべることもある。冷やし中華とは異なり、通常のラーメンと同じようにたっぷりのスープに麺が浸されている。スープは醤油味が一般的で、冷やし中華のように酸味は強くない。なお、北海道では「冷やし中華」のことを冷やしラーメンと呼ぶ。
歴史
発祥の地は山形県山形市の栄屋本店で、常連客の「夏には冷たい蕎麦を食べるんだから、ラーメンも冷たいのが食べたい」 という言葉を聞いたことが店主の阿部専四郎の心に残り開発の切っ掛けになった。1年間の研究を経て1952年の夏、冷やしラーメンとして発売した。
失礼ですが、コンビニのワル乗りで、冷やし中華があるから冷やしラーメンはどうかな?みたいな感じで生まれたのかと思っていました。
しかも1952年生まれと言うことは、もう60年以上もの歴史があるのですね。
知りませんでした、なめていました。
すっきりと甘みのある牛骨スープが健在だ
牛骨ラーメンといえばしょうゆベースのシンプルな味に牛骨だしの風味が混ざり合い、甘みのある奥深い味が特徴です。
具と面が2層構造になっている入れ物。
具材はメンマ、モヤシ、半熟たまご等、牛骨ラーメンのトッピング。
スープをジャバジャバと入れて完了です。
ところでこのタイプのスープが入った袋って、持ってもグニョグニョ過ぎていつもこぼしそうでハラハラします。
いざ、実食!
スープから飲むと、やはり牛骨ラーメン特有の甘みが口に広がります。
うん、、、しかし冷たい。
やはり熱々をフーフーしながら食べるラーメンが自分の中のラーメンなんだよなぁ。。。
そんな冷やしラーメンの存在すら否定するような気持ちが胸に広がりました。
そしてコンビニラーメンの最大の問題である、麺の伸び。
ココで分かったのですが、伸びた麺と冷たいスープが混ざると、自分の中で「ただの放置して冷えたラーメン」を想像してしまい、いつも何だか間違ったモノを食べている感情が現れていたのです。
これがきっと冷やしラーメン(コンビニのものに限定)が苦手な理由なのかもしれない、そう思いながら半熟たまごを一口。
まとめと思ったこと
・コンビニの牛骨冷やしラーメンを食した。
・牛骨スープのすっきりと甘みのあるスープは健在!
・何と冷やしラーメンは60年以上続く山形の郷土料理だった。
・冷やしラーメンあまり好きではないことを再確認した。
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