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今年の初め、同僚の夫婦に女性を紹介してもらった。
わざわざ日程と場所を決めてもらって、一度同僚夫婦と僕らで食事をした。
結論から言うと、彼女は僕に全く興味がなかったようで、しばらく連絡を繰り返した後、やんわりと消滅した。
まあお互い縁が無かったのかなと思っている。
同僚からの紹介なんて初めての事だったけれど、いい面と悪い面がそれぞれあるなあと感じた。
またご紹介があった時に備えて振り返ってみたい。
いい面
・紹介者のフィルターを通した上での選定
女性は同僚の奥さんの友人だった。
奥さん的にはこの二人(僕と彼女)は絶対に合うという予感があったようだ。
旦那さんから僕の話を聞いたり、実際に会ってそう思ったらしい。
それはお互いにお酒が好きだったり、料理好きだったり、家庭的な面や年齢性格が合うんじゃないかという予感があったという事だった。
また同僚は友人が数多く居るため、その中から僕を選んだという事は、それなりに選定した上でのはずだ。
彼とは毎日職場で顔を合わすため、僕の性格や特徴、趣味などを奥さんよりも把握している。
それを踏まえて、選定してくれたということだ。
それは相手の女性もそうだろうし、という事は上手くいく可能性は一般的な出会いよりも高かったはずだ。
・相手側に伝わる事前情報
相手にも僕のいい面や性格などを先に伝えているだろうし、会う前にアドバンテージがある。
マスクを付けた人やゲレンデで見かけた女性が可愛く見えるように、多少の情報があると人はそれ以外の情報を自分に都合よく想像しがちだ。
ただしうまく伝わっていればいいが、それが逆にハードルを上げてしまいがっかりされるという場合もある。
そこはケースバイケースだけど、やっぱり相手にとって良いイメージが先行すると思う。
悪い面
・実際会ってがっかりされる
おそらく彼女にとって、趣味性格に関してはそこまでNGじゃなかったと思う。
この食事会に参加したという点から判断しているだけだが。
という事は僕のフェイス、ルックスの問題なんだろうなと。
あとはその期待を上回る性格+αが無かったということなのだろう。
すらっとしたさっぱり美人って感じだったので、男性側のルックスもそれなりに求めるものがあったと思う。
同僚の奥さんは、後に聞くと僕のそこを盛って話していたようだ。
だからがっかりされたんじゃないかな。
そう思うと改めて凹む事実ではある。。。
・カップルになって欲しいという期待の強さ
同僚からは、その後の状況を定期的に聞かれていた。
同僚夫婦、奥さん側も期待を抱いていたらしい。
晩御飯のときにその話題をするのだろうか。
彼らにとって共通の友人たちが恋愛に発展したら嬉しいのは分からないでもない。
だがこればっかりは運や縁やタイミング、互いの好みもある。
だからまあ一般的な合コンや婚活と同じで、上手くいく場合もあればそうじゃない場合もある。
でも彼らはほぼほぼ、僕らがくっつくものだと思っていたのかな。
今後も何かあるたびにダメ出しされたりするのだろうか。
少ししんどい。
・行動が慎重になる
正直、彼女と対面したときに、僕は期待していたよりも素敵な人だと思った。
普通に美人だったし、穏やかで、常識も礼儀もしっかりしていた。
彼氏が居ないようには全く見えなかった。
ただ、彼女は僕のことが期待はずれだったぽい、そんな雰囲気だった。
でも良い子で無下な態度は取られなかったし、友人たちの手前もあるし、その場はお互い大人の対応に終始した。
食事が終わった後も連絡先交換をし、お礼のメールやその後ある程度の連絡を取り合った。
僕は、全く何をやってんだろう、という思いだった。
挨拶をすればやんわり返してくれるし、食事に誘えばやんわり断られる。
そんなことは分かりきっているのに、同僚夫婦の手前、無駄な配慮をしばらくしてしまった。
これが合コンならば、食事後の挨拶メール以降は相手もガン無視だろう。
全く脈のない女性に対しては、僕も追いかけるタイプじゃない。
でもなんだか、知人夫婦への礼儀のような感じがして、しばらく連絡を取り当てしまった。
全く不毛だった。
とりあえず現状を報告した
もうとりあえず上手くいってないし、連絡も無いって話を伝えた。
納得してくれたようだった。
早くいい女性を見つけて欲しいという彼らの優しさからの紹介だったけど、上手くいかない事もある。
今度はちゃんと「ぽっちゃり系」の子を紹介するから!とありがたい言葉を掛けてくれた。
いろいろセッティングしてもらった申し訳なさがあった。
そこで今度はどうするか
・僕のほうの好みを改めて伝えた
一応自分の好み、あとどうしてもNGな性格などを伝えた。
女性なら誰でも良いって訳じゃないし、それは女性に対しても失礼だと思う。
合わなそうならば、僕以外で合う男性を紹介してあげたほうが絶対いい。
・自信をつける努力をする
最近とりあえず痩せろ、という意見を方々からもらう。
全くもってそのとおりだと思う。
見た目が健康的になるし、魅力的に映る努力をする事にマイナスは無いはずだ。
服も似合うようになるし、何より自分に自信を持てるんじゃないかなと。
そう、僕は自信が足りないといつも思う。
・紹介はあまり期待しない
紹介を待ってても、老人になるだけだ。
婚活、恋活サイトを利用したり、もっと具体的な行動をしたほうがいい。
紹介はあくまでも声が掛かればラッキー程度に留めている。
ただ久々に楽しかった。
こういう風に友人の紹介から付き合う人たちがいるのも分かるなって思った。
ついでに、なぜ僕が紹介してもらったかを紹介する
友人知人に異性を紹介してもらうためには、多少のテクニックがある。
僕はズルイい男で、無意識に、本能的に、でも敢えていつもそういう事をしているのだ。
でも恋愛において、出し抜くための多少のズルさは必要だ。
なので僕のやつを最後に紹介してみます。
非モテアラフォーの強敵(とも)たちが幸せを掴むために。
・素直に彼女募集中だと伝えている
友人知人に彼女が欲しいから、合コン等で足らなかったら呼んでくれと伝えている。
社内ではプライドが高くてそういう話が出来ない人種もいる。
恋愛トークになると話題を変える人たちが居るのだ。
でもそう伝えている男と、伝えていない男なら、どちらが呼んでもらえ易いだろうか。
・自分の特技を伝えている
同僚とは料理話で盛り上がっている。
お互いに作った料理の写真をラインで送りあったりしている。
チーズケーキからぬか漬けまで、それはそれでとても楽しい。
休日に行った美味い居酒屋の写真や意味不明なイラストなど、僕のパーソナルを敢えて伝えている部分もある。
仕事以外で何をしているのか分からない人物よりは、そのほうが紹介しやすいだろう。
・自分の好みを伝えている
僕はなにも、長沢まさみやガッキーと付き合いたいわけじゃない。
・ぽっちゃりしていて背丈も大きめな子。
・明るくて浮気をしない子。
・ブサカワ系だがなぜか色っぽい子。
この若干マニアックな好みをちゃんと伝えている。
バカにされることも、イジられることもある。
でも本当にそういう子が居たら、真っ先に紹介してもらえるだろう。
・女性を紹介できるナイスな男であるとアピっている
同僚たちと飲むときは、大抵僕が店を選び、彼らへの連絡もマメだ。
お店もがんばって探す。
そうするといつの間にか色んな店を知っていて、連絡がマメだという評判になる。
こんなの慣れればどうってことない動作だ。
でもそれだけで、女性に紹介しても問題ない男であるという認識を持ってくれる。
同僚の男同士で飲むときでも、一応服に気をつけている。
そういった小さいことでも、おしゃれに気を使えるって評価になる。
全部ポイント換算されていく。
・同僚の奥さんに気を配っている
出張に行ったら、同僚には土産を買わない(たくさん買うと重いから)。
でも奥さんが、または同僚+奥さん、ご家族で消費できるものを選ぶ。
そして奥さんに、として渡す。
純粋にいつもお世話になってるし、喜んでもらいたいから渡しているのは事実だ。
でも奥さんの友達は女性である確率が高い。
だったら紹介してもらえる可能性が高くなるのは明らかだ。
・仕事をがんばる
プライベートも大事だが、仕事も大事だ。
同僚とはプライベートを共にするよりも仕事で一緒の時間が圧倒的だ。
特に同僚と一緒する仕事の際は、がんばっている。
それは友人としてただそうしているのだけれど。
でも仕事がダメダメだったら、もし他の事が全部最高でも紹介しづらいと思う。
こう挙げてみると、当たり前で普通のことばかりだ。
ある意味、好きでやってる部分が多いし。
ただ、伝えたり、アピったり、そういう感じが多い。
でもこの辺りのポイントを評価してくれて、女性を紹介してくれているように感じる。
参考になる部分は参考にしてみてください。
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