お見合いパーティーという、お見合いにくいパーティーの帰り道に独り想う。

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[http://photo credit: mripp In the city via photopin (license):title]

 
そろそろ独身貴族を終わらせたいという思いが強い。
結婚とまで行かなくても、彼女が欲しいとは常々思っている。
そんなおり、知人のアドバイスもあり、去年今年で数回ほどお見合いパーティーに参加した。
何度かは女性とカップルになる(以下、マッチングと呼ぶ)に成功し、その後ご飯を食べたり連絡先交換をした。
しかし今、もはや彼女たちと連絡を全くとっていない。
なんでこんな状況になってしまったんだろうかと、いろいろ考えてみた。
出会いを求める独身アラフォー男子の参考になればと思って書いてみます。
※注意点※
僕の参加したお見合いパーティーの超個人的な見解です。
システムや流れなどは全く異なる場合もあると思いますので、軽い参考程度にしてもらえたらと思います。

お見合いパーティーの流れ

パーティは男女共に15人~20人程度、だいたい同人数で実施された。
僕が参加したのは男女15人の全部で30人くらい。
いわゆる「回転寿司方式」と呼ばれる、男女一対一で数分間トークし、その後で男性は次の女性の前に移動してというのを繰り返し、ひとしきり全員とトークするというやつだ。
会場に入ってからの流れは以下①~⑨のとおりだった。
 ①自己紹介カード記入
 ②2分間の自己紹介を15人と繰り返す(トーク1回目)
 ③好印象の相手番号をカードに記入
 ④カード集計まで女性とフリートーク(トーク1.5回目)※1
 ⑤カード返却、好印象を持ってくれた女性の番号が記入されている
 ⑥⑤の情報を踏まえつつ、再度話したい女性と1対1でトーク2分間(トーク2回目)×3人
 ⑦希望の女性を第三希望まで記入
 ⑧結果発表(マッチング)
 ⑨その後連絡先交換・ご飯お茶などを各自の自由で行う
(※1)主催側は女性とのトークチャンスは2回と言っているが、集計のタイミングもお茶&歓談タイムとなるし、2分毎に相手を入れ替えるよう主催者側に促されるので、集計時も1.5回目のトークタイムとした。
 
大体が夕方18時頃に開始されて、終了が19時半~20時くらい。
なのでマッチングできたらその女性と連絡先交換したり、その後ご飯に行ったりと解散&自由行動になる。
僕はご飯に行って軽く飲んだ女性と、連絡先交換だけしてしばらく連絡を取り合ってた女性がいた。

なぜお見合えなかったのかを考えた

参加時は結構な参加人数であったため、出会いは多いんじゃないだろうかと思っていた。
しかし結果から言うとかなり非効率だと感じた。
僕なりにそのとき感じた事を書いてみたいと思う。
①かなり非効率だ
たとえその日のパーティーでマッチングしても、基本的に一度に一人としか出会えない。
マッチングできなかった男性が帰り際に声を掛けて、連絡先を交換する人も居ると聞くが、雰囲気的にもなかなか難しいと感じる。(それを禁止している主催者側もあるらしい)
そんな非効率な中、1日を費やすほどにタイプの女性がたくさん居るようにも思えなかった。
その理由は後でも触れるが、システム的・時間的にそこまでお互いのパーソナルを知る事ができない仕組みなのだ。
だから見た目が超タイプって女性が居ない場合、性格が合う女性を知りえるだけの猶予がないと感じた。
そして顔だけが超タイプの女性が居たとして、それは他の男性から見ても魅力的に映るため、かなりの人気が集中する。
これに勝ち抜くためにはその女性にとって容姿、性格が魅力的に映らなくてはならず、イケメン以外は自分の性格を伝えなければならない、がその時間が少ないというジレンマに陥る。
②得られる&与えられる情報が少ない
最大に話が出来たとして、1回目のトークで2分、集計中の1.5回目に2分、2回目のトークで2分の6分だ。
1回目のトークはほぼほぼ互いの自己紹介、個人情報の確認で終わってしまい、踏み込んだ話までいきにくい。
1.5回目のトークは人気女性に男性が集中し、絶対に話ができるという保証はない。
というよりかなり厳しい。
2回目のトークも1.5回目同様に、人気女性に男性が集中するため、女性の取り合いになる。
2回目にトーク出来たとして、2分間だと相手にはせいぜい気があうかな?位の印象しか刻めない。
いいなと思った女性は大抵人気があるので、1.5回目、2回目のトークで男性が集中し、ずっと会話もできない。
つまり確実に会話が出来るチャンスは、1回目の2分だけなのだ。
これはかなり厳しいと言える。
ただだからこそ、1.5回目、2回目のどちらかでもトークできるとかなり有利にはなる。
それなりに自分の性格や雰囲気を伝えられるし、相手のそれも良くわかるからだ。
そして得られる情報が少ないのは女性側も同じだから、ある程度よさが伝わればマッチングできる可能性は上がる。
これでもマッチングできないと結構凹むが。
③人が多すぎる
人間は選択肢が多すぎると、逆に選択できなくなるという性質がある。
だから15人の女性の中で、どんどん絞っていくのだが、ここでひとつ問題がある。
どんどん絞るには、比較して優先度を上げたり下げたりする作業がある。
だけど2分間だけで15人とも話していたら、もう最初の人たちの事を覚えていられないのだ。
本当に「あ、3番目の人好印象ってチェックしてたけど、顔とかどんなだっけな?」という事態に陥る。
④マッチングしても付き合うまでに至らない
これに関しては僕の技量・魅力が足りないということなのだけれど。
踏み込んだパーソナルな情報はマッチング後に知る事のほうが多い。
そのため、マッチングしたものの微妙かな、と思う場合がある。
これは女性側もそうだと思う。
後日なんとなーく連絡が減っていき、終わってしまう事があった。
⑤何度も参加している女性の特徴
ネットで調べればすぐに出てくるが、こういう婚活・恋活系のイベントは毎日毎週どこかで開催されている。
しかも僕が参加したものは、参加費用が他のイベントに比べて安めだった。
おそらくだけど、こういったイベントの参加費用は、男性なら5000円~8000円が相場だと思う。
めっちゃ高級志向の婚活イベントなら別だが、一般的な婚活系イベントだとこの程度だと思っている。
僕が参加したものは、この流れから言うと半額程度だった。
女性は男性よりもさらに金額が低めだ。
だからお試しで参加できたし、入門としてはいいと思う。
逆に言うと、1万円くらい払っている場合と比較して本気度が薄いのかもしれない。
つまり今回ダメでも次回!という感じで、評価60点くらいの男性に対して興味を抱いてくれない人が多いように感じた。
も少し理想を下げてくれると僕もありがたい。

なんで今もう連絡をしていないのか

一人として連絡を取っていない、しかし一人として喧嘩別れはなく、どちらともなくフェードアウトしていった。
未練もなく、遺恨もないが全員がそうだった事からも、ここで分析して逆を目指さないと次回も同じ事をしてしまうはずだ。
①距離が離れすぎていた
先程も言ったように、得られる情報が少なかったために、マッチングした後でお互いの家が相当離れている事が判明した。
というか、近日中に引っ越して遠くなってしまう子だった。
ざっくり言うと埼玉の子だったのだが、お互い1時間かけて新宿・池袋辺りの中継点で合流して、ご飯食べてってのはしんどかった。
またお互いの休日がずれていたため、予定を合わせることが難しかった。
これらのことは、そこまでお互いに惹かれている訳じゃなかったといえばそれまでだけど。
⇒ポイント
・自分が相手に望むポイントを明確にする必要があった
・僕の場合、住んでいる場所、休みの日、ある程度の趣味嗜好(お酒好きなど)が大事だ
・ポイントを基準に女性の優先順位を変えるというルーチン的な作業も必要
②互いにそこまで好印象では無く盛り上がりに欠けた
2回目のマッチングした子は、おそらく3番手で僕をいいと思ってくれていたようだ。
だから何というか、向こうもマッチングしたもののやり取りに困っていたような印象が強かった。
という僕の方も、実は彼女は3番手だった。
その日は珍しく本当にタイプの女性が2名居た。
僕はぽっちゃり美人が好きなのだけど、久々にこんなタイプの女性を見たというくらいタイプだった。
そしてそれ以外にもとても素敵だなと思うけれど、向こうは僕に全く興味がなさそうな女性が居た。
本来はその2トップと素敵だと思った女性の三人を選ぶべきだった。
しかし3番手として、お酒の話と住んでいるところが比較的近くて今後もあえそうなこの女性を入れてしまった。
マッチングしたい欲につられ、3番目にはマッチングできそうな彼女を選んでしまったのだ。
彼女とはお互い今度お酒でも飲みましょう、という話以外に興味を抱ける事もなかった。
僕自身が会話を楽しんだり、共感する事を重視するタイプだというのもあり、毎日微妙すぎる会話を続けていくのは厳しかった。
相手からも連絡が来ていたので、僕を全く嫌ってる訳じゃなさそうだったが、連絡が一方的でラインとかメールがすごく下手なんだろうなと、そういった感じの女性だった。
申し訳ないけど全く会話が盛り上がらないのでスイマセン、という感じで終了した。
⇒ポイント
・マッチングしたい欲につられ、3番手に滑り止め女子を入れると結局うまくいかない
・自分の直感を信じ、ダメ元でも希望の女性を選ぶべきだった
・マッチングできなくても、会話が続かなくて終わってもそのほうが諦めがつく
③いつの間にか音信普通
常連の女性に多い気がしている。
はじめにマッチングした女性はここを含めて婚活パーティーに結構常連の方だった。
その中で参加者女性の友人を作ったり、一緒に別の婚活イベントに参加したりと、アクティブな人だった。
飲んだときに、常連が故に知っている色々な情報を教えてもらった。
それはそれで参考になったが、常連さんは少しでも合わないと感じるとすぐに連絡を切ってしまうらしい。
どうせまた参加すればいいし、という考えの人も少なからず居るという話だった。
彼女にとって僕もその一人になってしまったのだけれど(笑)、あんまり常連過ぎる人は出会いを軽視している傾向があるのかも知れないと感じた。
めちゃめちゃ容姿に優れているわけではないが、愛嬌があってコミュニケーションが上手な彼女は毎回かなり人気らしかった。
そういった何割かの女性は売り手市場であるし、それを認識している女性は、うまいこと切ったり参加したりとやっているのだろう。
⇒ポイント
・常連さんを狙うのはあまりいいとは思えない
・しかしそれを見抜くのも難しい
・音信不通にさせた原因はコチラにもあるはずだという事実はしっかり認めよう

今後はどうするか

長くなったので、今後どうするかは次の機会に書きたいと思う。
ただひとつだけ言えるのは、やっぱり動くことで精度は上がってくる。
何度か行ってみることで、傾向と対策が練られるのは確かだ。
ダメ元で参加してみて、どんなものか感覚を掴んだこれからが勝負なのかもしれない。
 
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