シンプル無機質な雰囲気なのに温かみのある不思議な万年筆。
万年筆ってちょっと敷居が高いと思う人もいると思います。でも一本くらい欲しいな、と思う時もあるんじゃないかなと。とはいえ日常で使う場面も無いしなと思って、結局手にしないままだったり。
近年は世の中がデジタルで溢れた暮らしをしているからこそ、アナログな手書きって意外といいものだと思います。文房具は結構好きで色々買ったりするんですが、最近好きでよく使ってるのがコレ。
無印良品で売っている『アルミ 丸軸万年筆』。
1000円くらいで万年筆が気になる人にとっても、入門編として丁度いいです。シンプルで無機質な雰囲気が一見すると万年筆っぽく無いもの、逆にいい感じだと思います。アップル製品が好きな人にも刺さるものがありそうです。
ザ・万年筆、みたいなものもいいけど、コレは筆箱の中のボールペンとかとも違和感なく混じりあってくれるのが良いところだと感じています。
無印良品『アルミ丸軸万年筆』
<外観・機能などの紹介>
▲ 雰囲気がいいです。
▲ 丸軸ですが、キャップを着けていれば転がりません。
▲ 握り部分には滑り止め加工がされています。
▲ 軸の後ろにキャップを入れる部分の作りが好きです。
<仕様・サイズなどの紹介>
税込:1090円
ペン先:F(ファイン)
付属:黒インクカートリッジ1本
全長:13.7cm
太さ直径:1cm
重量:約20g
インクが無くなっても、欧州共通規格のインクならなんでもOK
替えのインクは無印でも販売してますが、黒のみなんです。そこに力を入れている印象は無いですが、他のメーカーのインクでも交換ができるので問題無いです。
注意点は一つ、「欧州共通規格」に該当するメーカー製であるという点だけです。欧州共通規格のメーカーというと、一例ですが以下のようなメーカーとなります。
・ペリカン
・モンブラン
・ウォーターマン
・ぺんてる
・トンボ
一般的なメーカーも含まれているので、文房具屋さんに行けば大抵は入手できると思います。
※ 以下の記事を参考にさせていただきました。
特徴・オススメな点
1.気軽に万年筆を所有できる
初めて購入を考えている人にオススメです。値段も1000円程度で、書き味も悪く無い。無印ならどこにでもあるから、インクの替えも手に入りやすいというのも利点だと思います。
2.携帯しやすいサイズ感
他のメーカーの万年筆に比べて、細めで携帯しやすさを感じます。筆箱の一本に加えても、邪魔にはならない。手帳や胸ポケットに挿してもスマートに収まるのが良いと思います。
3.シンプルで無機質なデザイン
好みは別れるけれど、個人的にはこういうシンプルな雰囲気がとても好き。
4.キャップをはめるときの絶妙な硬さ
個人的にはこの、シットリしながらもカッチリはまる、絶妙な硬さが気に入っている。
書く時に後ろにキャップをはめるときのミッチリ感も好き。
注意・イマイチな点
1.書き味はヌルヌル系なので注意
イマイチと言うほどでは無いけれど、書き味が思いの外、ヌルヌル系です。カリカリ系が好きな人、書き味に拘る人は、試し書きをしてから決めた方が良いです。
しかし無印で万年筆の試し書きをしているところは、今のところ未確認です。個人的には、カリカリ>ヌルヌルでいうと、ラミーのサファリ>無印丸軸万年筆って印象。
2.グリップの形状
個人的には、グリップが多少窪んでいるものが好きで、長時間握っていると指に負荷がかかる。自分の筆圧が強いので、仕方ないという感じもするけれど。
この万年筆はデザイン重視だろうし、そこまでの書きにくさや不満ではないけれども。
まとめと感じたこと
・無印良品の『アルミ 丸軸万年筆』がシンプルデザインで気に入っている
・本体のコスパも良く、替えインクも様々なメーカーが対応していて問題なし
・日常キーボードばかり叩いている人には、ゆっくり文字を書い落ち着く時間を持つのも良いと思う
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