革細工の体験版キットが簡単楽しくて高クオリティ。
最近革細工に興味があって、簡単に体験できるキットを購入しました。
僕が購入したのは、コインケース。興味はあっても最初からガッツリ工具揃えて革買ってってのはハードル高いし、やってみたら向いてないって思うかも知れないし。
最初の準備だけ気合入れすぎて、すぐ飽きるタイプでもあるので。。。キットなら必要な材料は全て入っていてハードルが低い。革はカットされていて、針穴も空けられていて、特に苦労することもなく作ることができました。そういった苦労が楽しかったりはするのだろうけど、今回はあくまでも体験版ということで。
何となく革細工が気になっている人には、体験版としてオススメだと思います。
SEIWA(セイワ) 『レザーキット makeU×.URUKUST コインケース ナチュラル』
本製品は「SEIWA(セイワ)」というレザークラフト関連を取り扱うメーカーがレザーブランド「.URUKUST (ウルクスト)」とコラボレーションした手縫いのレザークラフトキットになります。
▲ 「make U」が「SEIWA」の手がけるレザーキットシリーズで、それが「.URUKUST」とコラボしているという事みたいですね。
<外観・中身などの紹介>
▲ ケースがかわいい
▲ 内容は左から以下のとおり
・コインケースの説明書
・革の手縫いマニュアル
・裁断された革2枚
・針2本
・蝋引きされた糸
・ギボシ(フタを留めるボタン)
▲ こんな感じで写真とコメントで詳しく作り方が載ってます
▲ 革の手縫いマニュアルは糸を針に通すとか、一般的なことが載ってます
▲ 革は思いのほか厚みのあるしっかりしたモノ
糸を通す穴もちゃんと開けられている。
▲ 糸と針
糸は絶対に足らなくならないのでご安心を。
▲ ギボシというボタンのようなもの
<仕様などの紹介>
・色・柄:ナチュラル
・出来上がりサイズ:約H9×W11.5×D2cm
・セット内容:縫い穴あけ済みの革、手縫い糸、手縫い針、作り方説明書、金具
実際に作ってみました
実際に作る過程を写真に納めてみました。うっかりミスによる失敗もありましたが、トータル小一時間程度で完成しました。
▲ 完成写真を見ながら、期待が膨らむ
っていうか、別売りの財布と合体するの初めて知りましたけど、素敵やん。
▲ 蝋引きされた糸
蝋でちょっとネッチョリ、ベットリしています。
▲ マニュアルを参考に糸を通す
糸の通し方も独特なんだなぁ。。。
▲ 針に糸を通して、、、
▲ 糸をホジホジとほぐして、、、
▲ そこに針を再び通して、、、
▲ グッと引っ張ると、、、
▲ 糸が抜けないようになる!
▲ 同じことを反対側の糸にもやって、ヌンチャクのように両端に針がくるようなのが「2本針」というやつらしい
▲ では革を縫い始めます
▲革に針を通すのがまあまあ硬いのと、蝋引き糸の感じが慣れない
▲ しかしコツが判ってきた
▲ 交差して縫い進めて、、、
▲ いい感じに縫えたぜ
▲ 糸をハサミで切ってから、、、
▲ ライターで先端を炙って、潰す感じ
▲ これで糸が抜けなくなる
▲ 次はギボシだ
▲ コレをギボシっていうのも初めて知る
▲ 革を挟んで締めこむだけ(ドライバーなんかでちょっと強めに締めるとよい)
▲ この2枚を一緒に縫うわけですね
こういう2枚縫いとかがやってみたかったんですよ。
▲ 再び2本針を作る
もう慣れた手つきで楽勝さ。
▲ 針を入れて表裏交互に縫い返す
▲ ぽい感じになってきました
▲ 出来たぜ!
▲ 糸の処理も慣れたものさ
▲ 裏の革の素材感もいいです
▲ あれ、縫ってない革がある。。。
▲ これも併せて3枚で縫うのか。。。
▲ カッターで糸を取り除く
結構狭いところに刃を入れるので、怪我や革を切らないよう注意です。
▲ いや、まだ糸は全然あるし大丈夫!
▲ 今度こそ間違えないよう、3枚革ぶち抜きで縫います
▲ さすがに3枚の革は硬い
▲ 裏側で糸の処理をしまして
▲ 出来たぜ!(二回目)
トラブルがあった方がドラマティックでよかったのさ。
▲ 思ったより小ぶりでまだ開け閉めは硬め
▲ 2枚の革でこんな風にできちゃうのかと思うと感動もある
▲ いやー、縫いに縫いました
▲ 当たり前ですがここに小銭を入れるんです
▲ まだ白っぽいけど、使い込んでいけば飴色になっていくのかな
<今回使用した道具>
・革細工キット
・ハサミ
・ライター
特徴・オススメな点
1.初めての革細工にもってこい
やってみたいけれど、どんなもんなんだろう?って人には丁度いいキットだと思います。小一時間で出来上がり、丁度いい難易度です。作業も楽しいし、出来上がったモノもクオリティ高くて何だか嬉しいですよ。
2.別売りの財布と合体する仕組みあり
途中で気づいたのですが、このコインケースは別売りの財布と合体して、財布の小銭入れ部分になるんです。なんかそういうギミック好きなんですよね。
注意・イマイチな点
1.経験者には物足りないかも
革の裁断や穴あけも済んでいるので、経験者には物足りない作業なんじゃないかなって思います。
2.別途、ハサミとライターが必要
針を切ったり、糸の末端の処理のためにハサミとライターが必要になります。だいたいの家庭にあるとは思いますけど。
作ってみての感想
久々に集中して作業する楽しさを感じました。出来上がったものもクオリティ高いし、手作りって愛着が沸くモンですね。僕は単純に、こういう作ったり縫ったりとか、好きなんですよね。
今後は同シリーズのお財布も作ってみたいなって思ったし、本格的に革を裁断して穴あけとか、色々やってみなくなりました。
以上、良かったら参考にしてみてください。
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