高速道路でも負けないガッチリ固定で、チョイ乗りからツーリングまでめっちゃ便利に。
バイクを購入して思った不満点は、収納スペースの少なさが挙げられます。原付に乗っていると、ハンドル下のポケット的な部分やヘルメット入れなど、車体が小さい割に収納スペースが結構あるんです。で、それに慣れていたものだから、バイクだといちいち収納不足を感じてしまう場面がありました。
そこでちょっとしたモノを入れるタンクバッグが欲しくなって購入したのがコレ。僕が購入したのは、タナックスの『スラントタンクバッグ』のMサイズ。「スラント」ってのは傾斜とかそう言う意味だから、タンクの傾斜した面にもくっ付くバッグだぜ!って事ですかね、そんな感じだと思います。
購入に際して、サイズに関してはすごい迷いました。サイズが大きい方が収納力だけじゃなくて、ポケットや付属品の機能が充実している感じがしたけれど、大き過ぎるとメーターを見たり走る時に邪魔になる気もしたので。あと単純に大き過ぎるタンクバックってチョットダサいかなとかも思ったりして。。。モッコリしすぎてるとシルエットが変かなぁと。
結果としては、もう少し大きくても良かったけれど、バイクの見た目・雰囲気・使う目的にこれで良かったと思ってます(ココは好みが分かれるところだと思いますが)。
TANAX(タナックス)『スラントタンクバッグM』
<外観・機能などの紹介>
機能・特徴としては、次のようなものがあります。
① ワンタッチオープン・マップケース
② 手前開口荷室
③ 大容量ポケット
④ マグネット固定
⑤ 付属品(レインカバー、セーフティーベルト)
以下、ひとつずつ見ていきます。
1.外観と機能
▲ 外観と機能
▲ 上から見るとこんな感じ。
上面に「かぶせ」のようなマップを入れるクリアケース部分が有り、そこをガバっと開くと収納部分になる。
▲ 本体側面を見ると、前側に持ち手とチャックがある。
チャックの方はレインカバー入れになっている(後述)。
▲ 実際に使うと、この持ち手がすごく便利なのが分かる。
このバッグに財布を入れて走っているので、途中コンビニへ寄る時なんか簡単に持ち運べるのがいいです。
▲ 裏側はこんな感じ。
タンクと接触する面は傷が付かない&滑り止めのしっとりした感触の素材が使われている。
2.ワンタッチオープン・マップケース
▲マップケースはベルクロ式で取り出しが簡単にできる仕組み
▲ 上面のクリアファイル部分のことなんだけれど、側面にくっ付いているベルクロをバリッと剥がして、、、
▲ (いまは説明用の型紙が入っているけれど)ココにマップを入れる。
個人的に使うときはマップじゃなくて、携帯を入れてナビのアプリを起動させて見ていますね。
3.手前開口荷室
▲ 手前開口荷室
▲ マップケースを開くと収納部分になる。
ガバっと開くと上側にメッシュポケットがあり、下側はガランと収納部分になる。
コの字型に大きく開口があり、かつダブルジップ仕様になっているので、色んなものを詰め込んだり、外に充電用のケーブルを出したりと融通が利く。
4.大容量ポケット(コイン・お札入れ)
▲ 大容量ポケット
▲ 高速料金所などで超便利なのが、この「大容量ポケット」
▲ 開くと2層構造になっているので、後ろに高速チケットやレシート、前面にお札やコインを入れると料金所でもたつかない。
5.マグネット固定
▲ 裏側の耳みたいな部分を引っ張り出して、、、
▲ この耳部分がタンク側面にくっ付いてガッチリ固定する。
▲ 見えにくいけど、この左右上下4箇所に強力な磁石が入っている。
高速道路でもまずずれない頑丈さだけど、バッグを取り外すときは問題なく外れてくれますね。
6.付属品
付属品は、① レインカバー(右)、② セイフティベルト(左)の2点。セイフティベルトは買った直後しか使っていないなぁ。
▲ 本体側面のチャックの部分は、、、
▲内部の収納部分にあるレインカバー入れに繋がっている
▲ レインカバーを入れたところ。袋が結構モッコリしているのが分かると思う。ぶっちゃけ、結構場所とって邪魔だなって思う。
▲ 大きいモノを入れるときは、このレインカバー入れを持ち上げる感じになる。
▲ レインカバーを取り付けたところ。
タンクバッグをぐるっと一周囲んでくれるのはいいけど、中身の取り出しやマップの出し入れはやり辛くなっちゃうのが残念。
▲ セイフティベルトの使い方。
側面にあるDリングにベルトを引っ掛け、バイクに固定することで、万が一磁石がタンクから外れた場合でもバッグが飛んでいかないためのベルト。
▲ 稼動部に固定しちゃダメ、ちゃんとタンク下を通して固定しよう。
▲ Dカンにベルトを引っ掛けてあげる。
ぶっちゃけコレが無くても高速道路で困ったことはない。
最初はつけていたんだけど、面倒で今は使っていないです。
<仕様などの紹介>
・素材:168Dナイロン+PVCレザー
・サイズ: 85(H)×200(W)×330(D)(mm)
・容量:5.1L
・ツーリングマップ対応サイズ:A5
・最大収納重量:3.0kg
特徴・オススメな点
1.収納力アップが最高!
本当にコレに尽きますね。本当に便利でチョイ乗りするだけなら、収納関係はコレ1つあれば問題ないです。
2.高速道路でも全く動かない固定力
初めは固定力がどれほどのものか不安はありました。しかし何度乗っても全くずれず、今では安心して使ってます。
3.簡単に外れ、持ち運び便利
コンビニへトイレ、昼食休憩など、バイクは途中途中で降りたり休んだりすることが多いです。そんなときでも軽く外れて持ち運べるのが本当に便利です。マジで買ってよかったと思います。
注意・イマイチな点
1.タンクが鉄製(磁石がくっ付く材質)であること
タンクの材質には注意してください。磁石がつかない材質だと、この製品の良さはかなり半減されます。
2.砂・砂利の多い所で使用する際はタンクを傷つける場合あり
ツーリングで海や自然の多い場所へ行くこともあると思います。そういった場所でタンクバックを持ち運んだりすると、磁石部分に(特にサラサラ系の)砂がついたりして、そのままタンクバッグに取り付け、取り外しなんかをすると、細かい擦り傷がタンクについちゃうことがありました。取り付けの際は砂を払ってから。
3.上級クラスだとグローブホルダーがある
グローブホルダーってそこまで使わんだろって思っていたんですが、実はあった方が絶対便利だと今は思います(コレには付いていない)。高速料金所でお金を探すとき、ガソリンを入れる際、絶対にグローブって外すんですよね。そんなときにちょっとグローブを固定できると便利だったなって思います。
※ 後日、個人的に改造してみました
しばらく使用してみて思ったことなど
今は全く文句なく、本当に便利で買ってよかったです。これに財布、携帯電話、グローブ+αを入れたら、後はメットだけ持てば走りにいけるってのは結構デカいって思うんです。個人的な話ですがバイク駐車場がちょっと遠く、乗りたいけど準備してそこまで行くってのが若干面倒さもあった。
今はコレに荷物を詰めてあるので、コレを持っていくだけってのが、乗るためのハードルがすごく下がって、楽しさが増したと思う。後は普通に、長距離を走るとき、ツーリングに本当に便利だと思う。
携帯を入れて走っているけれど、マップケースの中でも視認性はいいし、大容量ポケットは高速道路の料金を支払うのにもとても使い勝手がいい。
持ってないけどipadとか入れてデカい地図を見ながら走ったら最高に便利だろうなって思いますね。
▲ レインウェア上下を入れたところ。
まだ若干の空きスペースがある。
▲ 財布だったり、充電バッテリーを入れる余裕は全然ある。
▲ 愛車のレブル250に取り付けてみた感じ。改めてみると、サイズ的にもこれくらいが一番いいんじゃないかな。
以上、良かったら参考にしてみてください。
オフィシャルHP・リンクなど
■ オフィシャルHP
■ 公式アカウント
コメント