WORK OF ART(ワーク・オブ・アート) 2rdアルバム『IN PROGRESS(イン・プログレス)』(2011年)

HR/HM

爽やかなAORとメロディアスハードロックの融合がここにある。

音楽ジャンルにAOR(アダルト・オリエンテッド・ロック)というジャンルがあります。あまり詳しくないのですが、TOTOやジャーニーなんかの産業ロックを指すのでしょうか。大人が楽しめるロックということで、あまり不良ぽさやヘヴィさは無く、小洒落感があるような音楽になるのでしょうか。

HR/HM(ハードロック/ヘヴィメタル)と関係がないように思われますが、メロディアス・ハードロックというジャンルとこのAOR、親戚関係のような立ち位置に居るので馴染みやすいのです。
またハードロック系のバラード、特にアメリカのバンドなんかは、ハードロック曲+AOR系バラードというアルバム構成であることが多く、AORを聞いたことが無くてもロック好きならばすんなりと受け入れることが出来るのです。
そんなハードロックとAORのいいとこ取りバンドが北欧で突然誕生した「芸術品」という名のバンド「WORK OF ART」です。

WORK OF ART 2rdアルバム『IN PROGRESS』(2011年)

<アルバム曲目>
1. The Rain
2. Nature Of The Game
3. Once Again
4. Never Love Again
5. Eye Of The Storm
6. Until You Believe
7. The Great Fall
8. Call On Me
9. Emelie
10. Fall Down
11. Castaway
12. One Step Away
13. Fall Down [Acoustic Version]

<リリース情報>
リリース:2011年
スタジオ:ー
レーベル:キングレコード
プロデュース:ー

<メンバー>
Vo:ラーズ・サフサンド(Lars Säfsund)
Gt:ロバード・サール(Robert Säll)
Dr:ハーマン・フーリン(Herman Furin)

個人的レビュー・その他もろもろ

本アルバムは2011年に発売された「WORK OF ART」の2ndアルバムです。
メンバーがインタビューで影響を受けたバンドについて「TOTO」、「TOTO」and「TOTO」と話している通り、非常にAORぽい作りとなっています。しかしそこは北欧のバンド、キラキラと輝く雰囲気もあり、何とも将来を期待してしまうバンドです。3人編成のバンドですが、とてもしっかりまとまっている印象です。ボーカルも上手いし表現力ありますね。

メロディーが美しく、しっかり聴いても、流し聴きでも、どんなシチュエーションでも行ける感じがGOODです。メタルは嫌!!!って人でも、コレなら全然OKだと思います。デートでも聴ける感じ、そんな感じです。
1つだけマイナス点は、AORって雰囲気が全部一緒になっちゃうんですよね。つまり、全体的に何となく同じテンポで雰囲気の曲が多く集まってしまう感じ。このアルバムはそこは上手にメロディーの良さでカバーしていますけども。メロディアス・ハードロック好きには絶対おすすめできる1枚です。

個人的オススメ曲

#01. The Rain
もう、とりあえずコレ聴いてよお兄さん!って感じの曲です。メロディアスで跳ねる様なリズムが楽しく、キラキラしたキーボードに安定感のあるギター、心地よいヴォーカルが三位一体となっています。

#04. Never Love Again

#06. Until You Believe

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