グルメ本というよりは著者たちのセンス本と言う感じです
僕の好きな藤原ヒロシさん、梶原由影さんが著者の中にあったので購入してみました。
内容は4名の著者の方々がそれぞれ、料理やスィーツのオススメを載せて、一言コラムが付いているオススメ料理のカタログ的な本。
場所も東京近郊だけでなく、香川のうどんやNYのハンバーガーなど。
見開きで料理の写真と文章が載り、ページ数も約百ページなのであっさり読めてしまいます。
ただし、この本はグルメ本と言うよりは、著者のセンスやカルチャーみたいなものを紹介するグルメを通して感じ取れる本といった印象でした。
この本を手に、○○へ食べに行こう!とはならないように思います。
ベタな料理は載ってませんし、旅グルメというのとも違うし。
例えば伊勢に行ったら、僕は藤原ヒロシさんの書いていた「モリスパ」を食べてみたいよなぁと思うような本。
こういうスィーツとか好きなのかーとか思ったり。
梶原さんはブログと同じく地方グルメに造詣が深く個人的に好みが一致するので読んでいて非常に楽しい。
伊勢とか香川とか全然行ったことが無いので、行く際には参考にしたいと思いました。
皿の上の宝物
※kindle版のみ
著者:藤原ヒロシ, 梶原由景, 平野紗季子, 山田直人
紙の本の長さ: 95 ページ
出版社: FLY出版 (2014/5/1)
販売: Amazon Services International, Inc.
言語: 日本語
ASIN: B00K2RBJPQ
著者の方々について
1.藤原ヒロシ
音楽プロデューサ、ファッションデザイナー
2.梶原由影
クリエイティブディレクター、「lowercase」代表
YOSHIKAGE KAJIWARA -BLOG-|honeyee.com Web Magazine
3.平野紗季子
フードブロガー、ライター
SAKIKO HIRANO -BLOG-|.fatale|fatale.honeyee.com
4.山田直人
編集長(らしい、不明です)
この本のココがオススメ!&イマイチ
1.藤原ヒロシ好きは何だか購入してしまう
藤原ヒロシさんの発信する事がいちいち気になる人は結局購入してしまうのではないでしょうか。
文章的にはブログで書かれるようなライトな記述ですので、読み手によっては拍子抜けするかもしれません。
2.梶原さんのグルメリポが非常に良い
ハニカムのブログでも良く拝見していますが、梶原さんのグルメ紹介が非常に好きです。
メジャー過ぎず、上品過ぎず、でも絶対美味いと確信が持てる感じのお店を紹介するのがピカイチです。
3.一度読んだらおしまい、再読あるか?
本としては非常に薄味です。
内容が無いという意味ではなく、情報誌的な本です。
ここに載ってる場所に行く予定があったら再読するでしょう。
しかし毎日手にとって読みふけると言ったジャンルのものではないです。
キンドル限定で、しかも安いので一度手にとって見るのはアリだと思いますけどね。
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