地味でマニアックなコダワリが試したくて仕方ない!清野とおる『その「おこだわり」、俺にもくれよ!!』1巻

清野ワールドが炸裂!

赤羽に住む人々の由無し事を描き、赤羽付近では「ワンピース」よりも売れている「東京都北区赤羽」で有名な漫画家、清野とおる先生。

山田孝之さん主演の実写版「山田孝之東京都北区赤羽」ではマスク姿ながら本人も出演されていました。

www.tv-tokyo.co.jp

そんな先生の新作漫画、『その「おこだわり」、俺にもくれよ!!』を読みました。

この漫画のテーマは、「日常生活の中でこだわらなくていい事に敢えてこだわり、そこに自分だけの幸せを見出しコソコソと楽しんでいる輩」=「おこだわり人」の「おこだわり」を聞き出し、清野先生自身が楽しく生きるヒントを得ようというものです。

実際に先生が「おこだわり人」にインタビューして、それを漫画にしているドキュメンタリー風漫画になります。

また、その「おこだわり」が本当にどうでもいい「おこだわり」なのですが、何故か魅力的に映るのが不思議です。

やはり人は自分が好きなことをしている時、話している時はとても魅力的なのでしょう。

赤羽の住人の生態をマニアックに俯瞰でつづる清野先生ですので、そんな意味無いことまで聞くかー?ってことをいちいち聞いたり、変なタイミングで憤慨したりするのがとても楽しく、清野テイストを感じることが出来ます。

また読んでいると、コレ何故だか「おこだわり」を試したくなってくるのです。

清野 とおる

清野 とおる(せいの とおる、1980年3月24日 – )は、日本の漫画家。エッセイスト。東京都板橋区志村出身。東京都北区赤羽在住。
成立高等学校在学中に『ヤングマガジン増刊赤BUTA』に掲載された『アニキの季節』で1998年にデビューの後、『週刊ヤングジャンプ』にて『青春ヒヒヒ』『ハラハラドキドキ』を連載。単行本化されるも絶版に。
その後、短編やイラストを雑誌に寄稿しながら、ブログで身辺雑記を綴り話題になる。2008年、清野のブログがBbmfマガジンの編集者の目に留まり、携帯サイト『ケータイまんが王国』にて『東京都北区赤羽』を連載して各種メディアで注目を集める。『漫画アクション』(双葉社)誌上で続編となる『ウヒョッ! 東京都北区赤羽』を連載中。

清野とおる – Wikipedia

つい真似して確認したくなる皆の「おこだわり」

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この写真、何かわかりますか?

そう、「ポテトサラダ」と「金麦ロング缶」です。

読んだ人なら分かりますよね、この組み合わせ。

しかも漫画同様に割り箸使っちゃいました。

割り箸なら作中に出てきた、「ポテサラ舐め」が出来ますからね。

こりゃぁ身悶えちゃいますよね。

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ポテサラご開帳です。

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割り箸でつまみーの、、、

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金麦を飲む!

相性・・・・・・バツグンでしたぁ。

今度は自分でポテサラ作ってみようかなと思います。。。

この漫画のココがオススメ

1.誰にでもある「おこだわり」を読む快感

きっと誰もが人に言わないだけでその人だけの「おこだわり」があると思います。この漫画を読むと、それを第三者が覗くようなある種の快感を得ることが出来ます。

2.インタビュアーとしての清野先生の突っ込みがGood!

独特の感性を持たれている方なのだと感じます。そういった独自の切り口が漫画に生かされています。先生は恐らく、自分の琴線に触れた他人への興味が尋常じゃないのだと思います。

3.何故か真似してみたくなる

「おこだわり人」として登場するのはは中二男子の心を持ち、学生時代モテなくてパッとしない端のほうに居たグループがそのまま大人になった様な人達ばかりです。なのでそこにシンパシーを感じるタイプの人たちは彼らの「おこだわり」に興味を抱くのかなと思いました。

思い返せば僕も給食のデザートで白玉団子が出たときは、何故か白玉を噛まずに(飲み込まずに)5時間目以降までどれだけキープ出来るか?という謎の遊びを一人実行していたことを思い出しました!あのマイブームは何だったんだろう・・・。

まとめと思ったこと

・独自の「おこだわり」を持つ登場人物が魅力的だ!

・清野先生の興味、切り口、突っ込みが鋭い!

・読むと周りみんなの「おこだわり」も知りたくなる!

今なら無料で数話読めるみたいです

是非お楽しみください。

その「おこだわり」、俺にもくれよ!!/清野とおる – モーニング・アフタヌーン・イブニング合同Webコミックサイト モアイ

清野とおる先生の情報はこちらからも】

ブログ:http://usurabaka.exblog.jp/

Twitterhttps://twitter.com/seeeeeeeeeeeeno

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