ぬかどこに水が出てきたとき
前回書いた、無印良品『発酵ぬかどこ』についての追加記事です。
『発酵ぬかどこ』を使い続けていると、ぬかどこの中に野菜から出た水が溜まってくる場合があります。普段は「シットリ」したぬかどこが「シャバシャバ」状態になってくるんですよね。初めてだとちょっと不安になりますが、対処法があるので大丈夫です。
ぬかどこの水分をとる3つの方法
僕が知っている、こんな時の対処法は以下3つほどあります。
1.手拭い・キッチンペーパーを布いて水を吸い取る
2.新たな「ぬか」を入れて水分を減らす
3.「昆布」などの乾物を入れる
上から順に説明したいと思います。
1.手拭い・キッチンペーパーを布いて水を吸い取る
相当水っぽくなった場合には、効果的な対策だと思いいます。ただし折角育てた乳酸菌や美味しいエキスも吸い取ってしまうので、あまりオススメしません。よっぽど水が出てビシャビシャだったらそれもアリかと思いますが。
2.新たな「ぬか」を入れて水分を減らす
この、無印良品「発酵ぬかどこ」にも追加用の「ぬかどこ」が販売されていますが、セミドライタイプなのであまりお勧めしません。僕は別に、サラサラ系のぬかどこを購入してまして、それを適時入れてます。僕が使用してるのは、中村食品 「河村さんちの鉄粉ぬか床 1kg」ってやつです。ぬかの他にも、塩や昆布、唐辛子、鉄粉なんかが含まれてます。いかにもぬかどこに良さそうな感じするんですよね。
▲ サラサラ系で「おがくず」の様な感じ。いい匂いします。
▲ 「ぬか」意外にも色々入ってます。美味いぬか漬けが作れそうな感じしますね。
ただ注意点としては、ぬかを入れてすぐ「ぬかどこ」が元の状態まで育つわけじゃないって事ですね。馴染むまでちょっと待ちましょう。でも僕の場合はぬかを足してもすぐ次の野菜入れちゃってますけどね。
あともう一つの注意点は、塩が入っていない「ぬか」を入れる場合は必ず「塩」も入れた方がいいです。中の塩分濃度が下がると雑菌が繁殖しやすくなるんで。
3.「昆布」などの乾物を入れる
乾物を入れる事で、水分を吸ってくれるのと同時に、乾物の旨味がぬかどこに溶け出してくれるという役目も果たしてくれます。非常に便利なので、僕はよく「昆布」を入れています。昆布のぬか漬けって、なかなかに美味いんですよ。ネットだと「昆布」「椎茸」「切り干し大根」なんかが推奨されてますね。
ただ注意点としては、上記の2つに比べてそこまで吸水力がないって事ですね。あまりに水が出ていたら、この対処法だけだと追いつかないんじゃないでしょうか。
実際にやってみた
僕個人のやり方は、上で述べた2と3の併用です。
▲ 僕が使用してる「ぬか」は「中村食品 河村さんちの鉄粉ぬか床 1kg」で、昆布は特にこだわりなく、ドンキで売ってた安いやつですね。
▲ ちょっと水が出た状態。脇に水が溜まっています。
▲ まず昆布を入れます。 量はお好みで、3枚ほどいつも入れてます。
▲ 「中村食品 河村さんちの鉄粉ぬか床 1kg」はかなりサラサラで、おがくずのような乾燥した粉状です。
▲ この上から適量の「ぬか」を投入します。
▲ 全体的にこねこね混ぜて、シットリした状態になりました。
▲ これでまた元どうりの「ぬかどこ」に戻りました。
味の調節もこの時にしましょう
ぬか漬けがちょっと酸っぱく感じる場合、もっと酸味を抑えたいという味の好みがあったら、このタイミングで塩を入れましょう。ぬかどこの量や状態にもよるので、あまり一度にたくさん入れすぎず、調節しながら味を見てみましょう。僕は大さじ1杯ほど入れて、それで様子をみてます。僕が使ってるのは岩塩です。そこまでこだわりなく買ってます。その時々で安いやつを。
以上、良かったら参考にしてみてください。
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