10回やれば何でも何とかなってくる。自分なりの「10回の法則」を心掛けている。

新しい環境に慣れない時に思い返す法則

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[http://photo credit: mlaaker Hack Day Brainstorming Rules via photopin (license):title]

いつも新しい環境や、何かを新たに教わる時に、初めからうまくいくタイプでない。
それで以前は初めの段階で興味を持てなかったり、強いストレスを感じることが多かった。
それは人間関係や仕事や新たに始めようとする習慣などなど。
いつも何だかうまくいかないなぁと感じていた。
僕はそうやって40年近く生きてきたわけだけど、改めて振り返ると生き方のパターンがいつも同じだなと感じていた。

2年前に部署が変わって、最初は死ぬほどストレスだった。
先輩とかもあまり教えてくれないし、作業自体も苦痛だった。
結構影でディスったり、毎日暗い気持ちが強かった。
ただその中で、仲良くしてくれる先輩も居て、そのおかげで新たな環境で過ごす事にも慣れてきた。
だんだんと毎日が楽しくなってきた。
その時に思ったのが、仲良くしてくれる先輩も初めから仲が良かったわけじゃないということ。
で、一緒に仕事をしたり会話したり出張したりすることで仲良くしてもらえるようになったなぁと思い返す。
そして自分なりの法則みたいなものを作って、新たな環境に臨んでみた。
苦痛は感じた。
特にウェルカムではない雰囲気の先輩や、覚えることの多い作業など。
でもこの法則を使っているうちに、どんどん馴染むことができた。
自分の中で当初に感じていた「不得意で苦手」という思いが消えていた。
そのあたりを自分なりにまとめて考えてみた。

 

全てのものはグラデーションでできていると思っている。
だから「ゼロ」から「100」には急にならない。
じゃあどれくらいで変化を感じるのか。
個人差はあると思うけれど、僕の場合は何でも同じことを「まずは10回」もしくは「1ヶ月」やると効果がみられるとわかってきた。
これを自分で「10回の法則」と呼んでいる(実際は呼んでいないけれど)。
最初は苦痛がある。
でも10回やれば第一歩の苦手意識は慣れてくるはず!と言う経験則が苦痛を和らげてくれる。
この効果がみられる回数や要する時間をそれぞれが自分で持っておくと、辛くてもパニックになりにくいと思う。

 

きっと何だってそうだと思う。
それは、
新しく使う装置だったり。
仕事の内容だったり。
資格試験の勉強だったり。
もっと言えば、
人間関係も、
苦手な合コンの空気も、
仲良くなりたい子との会話も、
新しいスマホの操作も、
恋人とのセックスもそうだったはず。

 

楽しいことや興味を持てることだと、この回数は減る。
もしくは苦痛を感じにくいから慣れが早い。
苦手だったり楽しくないことだと、この回数が増える。
でもそれを踏まえていれば、興味をなくして途中で投げ出すことが減るように思う。

 

僕は、もっと続けていればと思うことが多かった。
新たな環境の人間関係が苦手だったりで、初期の初期で興味をなくしたことが多かったから。
高校の部活や、大学のサークル。
友人に紹介された新たな友人グループの輪。
やってみたいと思った趣味など。
やらなかった事で得られたモノもきっとあるし、それが全て悪いという事ではない。
まあでも、もうちょっと根性出してもよかったんじゃないかなって思う時もあるわけで。

 

でも、それでもやっぱり興味がないと思うのなら、潔くやめる決断をするのもいいと思う。
苦痛でしかないのなら、それはやっぱり向いていないのだろうから。
10回続けても、いまいちピンと来ない事柄や人間関係に関しては、僕はそう思っている。
それは『10回の法則』のもう一つの便利なところで、興味が持てるかどうなのかの線引きが出来るということ。
時間は有限だし人生は一度きり。
だからこの無限の選択肢の中からやめる決断をするのも必要だ。
そして何か興味があるのなら、頭の中で考えているだけで終わらせずに、とりあえず「ゼロ」を「1」にしてみてもいいと思う。

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